当院のコンセプト
知る(教育)
丁寧なカウンセリングで、分かりやすい説明を行うことで、正しい歯科知識を身に付けていただいております。患者さまとよく話し合う事でご自身のお口への関心の向上から健康観が高まっていただければと思っております。
治す(治療)
患者さまに適した治療を提供できるように、十分な検査を行ってから治療をしています。治療中は可能な限り痛みに配慮して行い、悪い部分のみを取り除くのではなく、口腔内全体を考えた治療を行っています。
防ぐ(予防)
メインテナンスは治療が終わったらスタートです。定期的なメインテナンスで再発を防ぎ、治療後のより良い状態を長期的に維持します。
01 永続性のある治療結果を目指します
歯科治療は非常に小さな工程の積み重ねで成り立っています。
急いでどれか一つでも工程を省いたり、疎かにすると、最終的な治療の質は下がってしまいます。
ですから、確実な治療結果を求めるためには、一つ一つの工程を妥協なく着実に行う事が大切になってきます。
また、診断や治療を急ぐことはもしかしたらメインテナンスで進行を食い止められる範囲の病態も過剰に治療してしまう事となります。
来院回数は増える場合もありますが正確な診査・診断を行ってから治療に臨み、 一つ一つのステップを着実に行う事で良好な治療結果を生むと考えています。
当院では再治療の少ない丁寧な治療を心掛けています。
02 将来を見据えた治療を計画します
短絡的で場当たり的な治療をするのではなく、患者さまの将来を見据えた治療計画を提案します。
長きにわたる人生の中で刻々とお口の中のリスクも変わっていきます。
将来的に再治療が必要になった場合にも、最小限の介入で済むようにしています。
当院では患者さまのお口が10年後、20年後も健康でいられるような治療に取り組んでいます。
03 歯科医療の基本である自然の歯を残します
歯科医師の本来の役目は自然の歯を残す事だと考えます。
当院ではむし歯を削り取る上で、周囲の健康な歯質をいかに温存するかを重視して治療しています。
また、神経付近まで進行したむし歯があったとしても、早急に歯を削って神経を取る処置はいたしません。
わずかでも神経を残せる可能性があるならば、経過観察をして生体の反応を待つようにしています。
一度削られた歯は元には戻りません。今ある歯を長持ちさせるには、必要以上に歯を削らずに神経を残す治療をすることが重要だと考えます。
当院では患者さまご自身の歯を最大限残す努力を行っています。
04 患者さまの健口・健康を守ります
我々の目標は、健口から得られる患者さまの人生をより豊かにすることだと考えています。
健口だからこそ、よく噛めて、食を楽しめ、豊かな生活を得ることができ、栄養をしっかり吸収することで健康の維持につながります。
またお口の病気と全身の病気は互いに深く密接しています。お口の健康は、全身の健康につながります。
当院ではお口の病気の治療だけではなく、なぜその病気に至ったのかの原因に対応し、根本的な改善に努めています。
原因を改善し、病気の再発を防ぐため、”生涯を通してのメインテナンス”をモットーにしています。
05 患者さまと一緒に治療を進めていきます
当院では専門家として、患者さまに理解していただけるように、分かりやすく丁寧な説明を心がけています。
患者さまの治療への希望や不安が置き去りにならないように、十分に納得して頂き、最終的に患者さま自身に治療方法を選択してもらっています。
患者さま自身には、現状と治療後のお口がどう変化するかを理解していただき、各治療のメリット・デメリットを踏まえた上で、判断してもらうように心がけています。
症例によって、希望通りの治療が行えない場合には、ストレートにお伝えすることもありますが、最良の治療結果を得るためとご理解いただければと思います。
患者さまの生活環境などを考慮し、患者さまお一人お一人にとって最適だと思われる治療や予防を提案し、決して押し付ける事はせず、相談しながら進めてまいります。
06 日々技術の研鑽を重ねます
歯科医療は日々目覚ましい進歩を遂げています。
新たな治療法や材料、材質の把握など常に学会や研究機関に所属し、生涯学習が必要です。
当院ではより良い治療を提供できるように学ぶ姿勢を失わず、技術の研鑽に努めています。
また新たな治療に目を向けると同時に、基礎的な治療への見直しも忘れずに、今日から明日へと成長できるように努めてまいります。